内科 消化器内科 胃腸内科 内視鏡内科
大腸内視鏡検査も胃カメラ検査と同様、大腸の中をカメラで直接見る検査になります。
大腸内に病気がないかの確認に加えて、色や状態から患者さんの腸の状態を診断していきます。
当院では『大腸検査は受けてみたい!』が、『平日仕事で事前に受診出来ない、前日の検査食が大変で検査を受けるのに躊躇してしまう。』という方の為に、下記の条件を満たす方については、受診当日に大腸内視鏡検査を提供させて頂くことに致しました。
大腸内視鏡検査・内視鏡的ポリープ切除術
前日のお食事について
〇望ましい食材 |
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主食おかゆ、柔らかいごはん、雑炊(具材に注意)、うどん(よく煮込む)、そうめん(よく煮込む) 肉・魚鶏肉、赤身多いひき肉、白身魚全般、(カレイ、タラ、タイ、アジなど)、はんぺん 野菜・フルーツジャガイモ、里芋、大和イモ、さつまいも(皮は剥く)、ほうれん草(葉っぱのみ)、小松菜(葉っぱのみ)にんじん、かぼちゃ(皮は剥く)、ナス(皮は剥く)、大根、かぶ、玉ねぎ、トマト(皮は剥く)、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、 リンゴ(皮は剥く)、桃、メロン、スイカ、ぶどう、果物缶詰 玉子類うずらの卵、半熟卵、茶わん蒸し、玉子豆腐、オムレツ、卵とじ、マヨネーズ 豆・大豆加工品ひきわり納豆、豆腐、油揚げ(油抜きする)、厚揚げ(油抜きする) 乳製品牛乳、スキムミルク、ヨーグルト |
×好ましくない食材 |
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主食玄米、もち米、寿司、お茶漬け、チャーハン、そば、ラーメン、焼きそば、スパゲティ 肉・魚霜降り肉、ブロック肉、バラ肉、ベーコン、ハム、ブリ、塩サケ、さんま、サバ、うなぎ、イカ、タコ、貝類、干物 野菜・フルーツごぼう、れんこん、たけのこ、セロリ、とうもろこし、もやし、にら、春菊、キノコ類(しいたけ、えのきだけ、なめこ、しめじなど)、ふき、山菜(ぜんまい、わらびなど)、パイナップル、梨、柿、キウイフルーツ、バナナ、かんきつ類(グレープフルーツ、みかん、オレンジ、夏みかんなど)、干し柿、干しいも、ドライフルーツ 玉子類固ゆで玉子、固い炒り玉子 豆・大豆加工品大豆、小豆、えだまめ、煮豆、きな粉、納豆、高野豆腐、ナッツ類、おから 海藻・乾物・こんにゃく他海藻類(わかめ、こんぶ、ひじきなど)、春雨、こんにゃく、白滝、ゴマ その他スナック菓子 |
上記条件を満たせる方については、電話予約だけで、来院当日に大腸内視鏡をご案内させて頂けます。
上記条件を満たす方で、当日の大腸内視鏡検査をご希望の方は、お電話(028-657-7117)にてご予約ください。
*尚、鎮静下での検査をご希望の方は予約時に必ず申し出てください。
また、その場合には当日お車の運転は出来ません。お付き添いの方とご同行頂くか、お迎えの方が必須です。
鎮静剤を使用した、眠ったままできる内視鏡検査のご案内はこちらからご覧ください
大腸内視鏡検査前に下剤を飲んでいただきますが、当院では検査前処置用の個室(トイレ付)をご用意しております。
家で下剤を飲んだらクリニックまでの移動が心配、他の人がいる前でトイレが恥ずかしい、落ち着いて下剤を飲みたい、というような方には、トイレ付きの個室前処置室をご利用いただけます。
個室には、トイレ・TV・エアコン・wi-fiを完備しております。
当院ではこちらの手術着にお着がえいただき、紙パンツを着用していただきます。
大腸内視鏡検査では、正確に大腸内を観察するために、大腸に空気を送り膨らませなくてはいけません。
しかし、送り込んだ空気が検査後もなかなか抜けず、患者様に不快感が残ることがありました。
当院では、炭酸ガス送気装置を用いて検査をおこなっております。
炭酸ガスは空気に比べて極めて生体吸収性に優れている(空気のおおよそ200倍吸収され、肺呼吸により排出されます。)ため、検査後のおなかの張りを軽減する効果があります。
当院では患者様の負担を少しでも和らげるため、炭酸ガスを使用して大腸内視鏡検査を行います。
従来のポリープ切除方法が、ワイヤーで絞りながら通電切除するものであったのに対し、通電せずにワイヤーだけでポリープを切除する治療法です。
通電しないことで、出血や穿孔(穴があく)などのリスクが非常に少なくなり、安心して外来のみの通院で治療可能です。
また、従来の方法では抗凝固剤(血液をサラサラにするお薬)を服用されている方は、治療前に休薬の必要がありましたが、コールドポリペクトミーであれば出血がほとんどないため、抗凝固剤を服用中の患者様も安心して治療可能となりました。
以前にポリープがあることが分かっている方、初めて受ける方でも、ポリープがあるなら切除して欲しいという方は、是非当クリニックでの検査を受けてみてください。
治療のために何度も来ることなく、検査しながら治療が可能です。
患者さんの立場にならなければ、気持ちもわからない。ということで、院長も大腸内視鏡を実践しました。
検査の時、カメラが入っている感覚や、どうすれば苦痛が少ないか、院長自ら身をもって体験することで、患者さんにはより快適に大腸内視鏡検査を受けていただきたいと思っております。
当日検査のできる条件を満たしていない場合は、以下の流れに沿って内視鏡検査を行います。
大腸内視鏡検査は、胃カメラ検査以上に敬遠されがちな検査です。
恥ずかしい、痛いかもしれないなどの不安を多く抱えている患者様が多いです。
しかし、大腸がんで亡くなる方の数は年々増えており、特に女性の癌死では第1位と最も多くなっています。予防、早期発見のためにも大腸内視鏡検査はとても大切です。
なるべく苦しくなく、楽に検査を受けていただけるよう心掛けておりますので、是非定期的な検査を受けるようにしましょう。
2020年度 | 888件 |
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2019年度 | 531件 |
2018年度 | 407件 |